- 月間の通信量が30GB以下の人は、ワイモバイルがお得!
「ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えたほうが、通信費を節約できる」
そのように理解していてもなかなか踏ん切りがつかない方は、乗り換え後のメリットやデメリットを具体的にイメージできていないケースが多いのではないでしょうか。
この記事では、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリットとデメリットを紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 本記事記載の金額はすべて税込表記です
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリット3選
本章では、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えると得られる、3つのメリットを紹介しています。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えをワンフレーズで表現するなら、「使い勝手が変わらないのに、料金が安くなる」。
次に紹介している項目から、なぜそのように言われているのかチェックしてみてくださいね!
料金が安くなる
ワイモバイルはソフトバンク株式会社が運営する、格安料金を売りにしたサービスです。そのため、ソフトバンクよりも安価な料金で利用できますよ。
料金の違いを、以下の表でチェックしてみましょう。
ソフトバンク
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
メリハリ無制限 | 無制限 | 7,238円 |
ミニフィットプラン+ | ~1GB | 3,278円 |
ミニフィットプラン+ | ~2GB | 4,378円 |
ミニフィットプラン+ | ~3GB | 5,478円 |
ワイモバイル
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
S | 3GB ※ | 2,178円 |
M | 15GB ※ | 3,278円 |
L | 25GB ※ | 4,158円 |
プランごとに通信できる容量は異なりますが、ワイモバイルのほうが安価であることが見て取れますね。
ソフトバンクのミニフィットプラン+、またはメリハリ無制限で使用している容量が25GBよりも少ない方はワイモバイルへ乗り換えるとお得になります。
例えばソフトバンクのメリハリ無制限を利用している方が、ワイモバイルのプランLへ変更した場合、1ヶ月で3,080円、1年間で36,960円の削減になります。
いつも通りスマホを使っているだけなのに、乗り換えるだけで1年間で大人気のお掃除ロボット「ルンバ」が買えるくらい節約できますよ。
通信品質は変わらない
ワイモバイルの通信回線は、ソフトバンクと同一です。そのため、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えても、今まで通り通信できます。
このメリットは、ソフトバンクからの乗り換え先に他社の格安SIMではなく、ワイモバイルを選ぶことによって得られるメリットですね。
通信品質の変わらないことについて、以下のような口コミを投稿している方もいました。
ソフトバンクの通信品質を気に入っていて、格安SIMへの乗り換えを決意できなかった方にはワイモバイルがおすすめです。
一部のソフトバンクショップと、全国のワイモバイルショップでサポートを受けられる
格安SIMにはサポートを受けられる実店舗がないことが一般的ですが、ワイモバイルなら実店舗でサポートを受けられます。
ワイモバイルを専門に扱う「ワイモバイルショップ」だけでなく、ワイモバイル業務を請け負う一部のソフトバンクショップでもサポートを受けられる点がうれしいですね。

なおワイモバイルの取り扱いがあるソフトバンクショップは、ソフトバンクショップ全体から見て7割ほどを占めています。近所のソフトバンクショップがワイモバイルも取り扱っている、という状況は珍しくありません。
いつも行っているソフトバンクショップで引き続きサポートを受けたい方にも、ワイモバイルはおすすめです。
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるデメリット3選
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えることによって、メリットだけではなくデメリットがあるケースもあります。
本章では、デメリットになりうるポイントを3つ紹介しています。もちろん人によってデメリットではないケースもあるため、自分の環境に当てはまるものがあるかチェックしてみてくださいね。
通信できるデータ量が減る
ソフトバンクには無制限に通信できる「メリハリ無制限」というプランがあります。ソフトバンクユーザーの多くは、このプランを利用していることでしょう。
しかしワイモバイルで提供しているプランは、最大でも25GBです。月額550円のデータ増量オプションに加入することで、最大30GBまで増やすこともできますが、やはりソフトバンクの「無制限」には及びません。
メリット紹介の章にも記載した、以下の表で見比べてみましょう。
ソフトバンク
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
メリハリ無制限 | 無制限 | 7,238円 |
ミニフィットプラン+ | ~1GB | 3,278円 |
ミニフィットプラン+ | ~2GB | 4,378円 |
ミニフィットプラン+ | ~3GB | 5,478円 |
ワイモバイル
プラン名 | 基本データ容量 | 基本月額料金 | データ増量オプション | 月額料金 |
S | 3GB | 2,178円 | 3GB▶︎ 5GB ※ | 2,728円 |
M | 15GB | 3,278円 | 15GB▶︎ 20GB ※ | 3,828円 |
L | 25GB | 4,158円 | 25GB▶︎ 30GB ※ | 4,708円 |
毎月30GB以上の通信をしている方がワイモバイルへ乗り換える場合、使い方に工夫をして、30GBを超えないように調整しなければいけません。
ワイモバイルへ乗り換える前に30GB以内に収められるかどうか、使い方を工夫してみると良いでしょう。
どうしても30GBを超えてしまう場合は、100GBを4,950円で利用できるahamoを検討してみてくださいね。
なお、実際に使用しているデータ量はMy SoftBankから、以下のようにチェック可能です。
実際に使っているデータ量を把握することは、ワイモバイルのプランを適切に選ぶことにもつながります。通信量が多いという認識がない方も、ぜひ一度My SoftBankをチェックしてみてくださいね。
セット割を組める固定回線が限られる
ソフトバンクとワイモバイルには、光回線とセット割を組める「おうち割光セット」というキャンペーンがあります。しかし、実はソフトバンクとワイモバイルのおうち割には、セット割対象になる固定通信サービスに違いがあることは知っていましたか?
ソフトバンクとセット割が組める固定通信サービスは以下の通りです。
- SoftBank 光
- SoftBank Air
- Yahoo! BB ADSL
- SoftBank ブロードバンド ADSL(エンジョイBB)
- ケーブルライン
- ひかりdeトークS(ケーブルライン)
- NURO 光 でんわ(ケーブルライン)
- Yahoo! BB 光シティ
上記から、意外と多くのサービスが対象になることがわかるでしょう。
しかしワイモバイルの場合は、以下の通りです。
- SoftBank 光
- SoftBank Air
- Yahoo! BB 光シティ
ソフトバンクで対象になっていた、NURO光やケーブルラインが対象外になっていることがわかりますね。
つまり「ワイモバイルでもおうち割が組める!」と早とちりしてしまうと、NURO光やケーブルライン利用者はおうち割が適用できなくてがっかりしてしまう、というデメリットがあるのです。
ただソフトバンクとワイモバイルの料金には、おうち割の割引額以上に開きがあるため、おうち割が適用できなくてもワイモバイルに乗り換えたほうが節約になるケースは多いでしょう。
またこの機会にソフトバンク光など、ワイモバイルでもおうち割を適用できる固定通信サービスを検討してみるのも良いですね。
もちろんすでにソフトバンク光やSoftBank Airを使っている場合は、ワイモバイル申込時に手続きをすれば、引き続きおうち割を適用できますよ。
最新のiPhoneをワイモバイル経由で購入できないかもしれない
未来のことはわからないため曖昧なタイトルになってしまいましたが、これまでの傾向を見ていると、ワイモバイルでは最新のiPhoneが発売されてもそのタイミングで取り扱うことはほとんどありません。
例えば2022年8月時点の最新iPhoneはiPhone13シリーズですが、ワイモバイルで取り扱っているのはiPhone12シリーズ、またはiPhoneSE(第3世代)です。
なおソフトバンクは、Appleが発売すると同時に毎年取り扱いを開始しています。
ワイモバイルを契約しつつ最新のiPhoneが発売されたらすぐに使いたい方は、Apple Storeなどで購入する必要があるでしょう。
安く使うなら、ワイモバイル!
ワイモバイルは「ソフトバンクよりも安価な料金でサービス提供する」というコンセプトの格安SIMブランドです。
高品質なソフトバンク回線を利用でき、ショップでのサポートも引き続き受けられるため、今までの使い勝手を変えずに節約したいソフトバンクユーザーへ、特におすすめの乗り換え先です。
この記事で紹介したメリット・デメリットを参考にして、ぜひワイモバイルへの乗り換えを検討してみてくださいね!