ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えに適したタイミングとは

ソフトバンクから登場した第3のブランド、LINEMO。「お得に乗り換えられるタイミングはいつだろう？」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

この記事ではソフトバンクユーザーが、お得にLINEMOへ乗り換えられるタイミングを徹底解説！ぜひ最後までチェックしてくださいね。

• 本記事記載の金額はすべて税込表記です

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えに適したタイミングとは

「お得にしたい！」と急いで乗り換えたはいいものの、後からもっとお得にできるタイミングがあったと知るとがっかりしてしまいますよね。

ソフトバンクからLINEMOへ、お得に便利に乗り換えるためのポイントを、次の項目から紹介します！

ソフトバンクの請求締日

ソフトバンクからLINEMOへお得に乗り換えられるタイミングは、ソフトバンクの請求締日当日です。

実はソフトバンクの最終利用月の請求は、日割りになりません。つまり最終月の利用日数が1日でも30日でも、同じ請求金額になってしまうということ。

対してLINEMOは契約初月の料金が日割りになります。

そのためソフトバンクの請求締日にLINEMOへ乗り換えるのが、お得なタイミングです。

なぜこのタイミングがベストなのかは、別記事で詳しく解説していますのでチェックしてみてくださいね。

ここで「じゃあ月末に乗り換えればいいんだ！」と思った方は、ちょっと待ってください。

意外と知られていないことですが、ソフトバンクの締日は以下の通り、3種類もあります。

どの締日に該当するかは、ソフトバンクと契約した時期や家族の締日などが関係するため、推測できません。

My SoftBank・ソフトバンクショップ・コールセンター・チャットサポートで簡単に確認できますので、損をしないためにも必ずチェックしましょう！

口座引き落としで料金を支払っている方は、引き落とし日から締日を逆算できます。上記のチェック方法が面倒に感じてしまう方は、参考にしてくださいね。

ソフトバンクの月月割が満了した翌月

スマホの購入サポートである「月月割」。2019年9月12日で新規受付が終了した割引ですが、現在も適用されている方は、最終回まで適用を受けてから乗り換えるのがおすすめです。

月月割の割引回数には4パターンあります。

月月割が適用されるのは、最終利用月の前月まで。そのため、割引の最終回を迎えた翌月に乗り換えると良いですよ。

残り回数のチェックは、My SoftBank・ソフトバンクショップ・コールセンター・チャットサポートのいずれかでできます。

お得を最大化するなら支払い総額で決めよう

月月割のように回数が決められた割引は、受け切りたいのが人情ですよね。しかし割引を受けることにこだわりすぎると、支払い総額が増えてしまうケースもあります。お得にしたいなら、支払い総額を比較して決めましょう。

比べるべき金額は以下の通りです。

• このままソフトバンクを利用した場合の月額料金
• LINEMOの月額料金＋スマホ端末代金の割賦金額

上記の2つの金額を比較して、②の方が安ければ月月割は無視して、直近の締日に乗り換えましょう。

月月割が提供された最終日である2019年9月12日に、iPhoneXを48回払いで機種変更した方を例に、以下の表で比較しました。このケースに当てはまる方は、最大で2023年10月または11月請求分まで、月月割が適用されることになります。（10日締めの方は11月請求分まで、20日・末日締めの方は10月請求分まで）

	① ソフトバンクのまま	② LINEMOへ変更したら
プラン料金	8,228円（ウルトラ ギガモンスター＋）	2,728円（スマホプラン ：20GB）
端末割賦金／月	2,730円	2,730円
月月割	1,405円	ー
支払い合計	9,553円	5,458円

LINEMOへ変更するとたしかに月月割はなくなってしまいますが、合計額は圧倒的にLINEMOの方が安くなっていますね。もちろん端末代金の分割が終われば、プラン料金である2,728円のみの支払いになります。

月月割の適用回数がまだある方は、スマホの分割支払いが残っていることが多いため、上記例のようにLINEMOの料金に加算して比較してくださいね。

各サービスに登録しているキャリアメールの変更完了後

キャリアメールとはソフトバンクから付与されているメールアドレスのことです。「～@softbank.ne.jp」や「～@i.softbank.jp」などが該当します。

LINEMOへ乗り換えたあとは、いずれのアドレスも利用できなくなるため、連絡先として登録しているサービスがあれば変更してからにしましょう。この機会にGmailなどキャリアに関係なく利用できるメールアドレスにするのがおすすめです。

サービスによっては、登録メールアドレスを変更するにあたって、旧メールアドレスへ送られるメールから認証が必要な場合があります。メールアドレスが使えなくなる前に、必ず変更手続きをしましょう。

どのようなサービスに登録したかすぐに思い出せない方は、以下を重点的にチェックしてみてくださいね。

なお変更が面倒、または変更漏れが心配な方は「メールアドレス持ち運びサービス」という有料サービスがおすすめです。1メールアドレスごとに年額3,300円支払うことで、LINEMOへ乗り換えたあともキャリアメールを継続利用できますよ。解約後31日以内にMy SoftBankから申し込みが必要なので、利用する際は手続きを忘れずに！

サービス加入後にゆっくりメールアドレスの変更手続きを進めて、完了したらこのサービスを解約すれば1年分のみの支払いで済むので安心ですね。

ソフトバンク光のオプションサービス、または光回線解約後

ソフトバンクスマホの料金を安くするために、ソフトバンク光を利用している方も多いでしょう。そんな方は要注意。

ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えて、光回線とスマホのセット割引である「おうち割 光セット」が解除されると、ソフトバンク光のオプションが大幅に値上がりします。

値上がりしてしまうのは以下のオプションです。セット割が適用されている方は、必ず加入していますよ！

1. 光BBユニットレンタル
2. Wi-Fiマルチパック
3. 固定電話サービス

セット割引を受けている間は、上記3つをセットで月額550円～だったところ、解除後は2,115円になってしまいます。

「おうち割 光セット」はソフトバンクのスマホを解約した前月まで適用されるため、先にスマホを乗り換えてしまうと、少なくとも1回は値上がりしたオプション料金を支払わなくてはいけません。

そして「おうち割 光セット」が適用されている方は、必ずこの3つのオプションをセットで契約しています。

スマホにおうち割 光セットが適用されているかどうかは、スマホの電話番号でMy SoftBankにログインして請求明細からチェック可能です。スマホとソフトバンク光をまとめて支払っている方は、請求明細内でソフトバンク光のオプション情報も照会できます。

すでにスマホは解約済みで、ソフトバンク光の契約だけになっている場合は、以下のいずれかの方法でチェック・解約できますよ！

●My SoftBankにソフトバンク光のS-IDでログインし、確認する
●コールセンター0800-111-2009（10:00～19:00）へ連絡し、確認する

S-IDはソフトバンク光を申し込みした後に送られてくる、郵送物またはSMSに記載されています。情報が手元にない方は、ログインページから問い合わせも可能です。

LINEMOへ乗り換えるなら、光回線もあわせて見直しましょう！

つまり無線LANルーターを別途購入するなどして調達し、固定電話サービスが不要であれば高額なオプション費用を支払い続ける必要はありません。

固定電話サービスだけ残したいという方もいるかもしれませんが、利用するには原則①の光BBユニットレンタルが必要です。移行できる固定の電話番号を利用しているなら、ほかの光回線へ切り替えを検討しましょう。

ソフトバンクからLINEMOへ即日乗り換えたいならeSIMを選択

LINEMOを利用するには「SIMカード」と呼ばれるチップか、「eSIM」というチップの代わりになるデータをダウンロードする必要があります。

どちらもメリット・デメリットがありますが、「即日利用したい」ならeSIMがぴったり。

SIMカードは契約手続き後、使い始めるまでに、郵送されたものを受け取って開通作業が必要です。開通作業日＝契約日となるため、SIMカードの配送が遅れると請求締日に開通できない可能性もあります。

しかしeSIMは契約が終わったら、Wi-Fi環境下でアプリを使って設定すればすぐに利用可能です。

「今日、ソフトバンクの請求締日だった……今すぐLINEMOにしたい！」という状況の方は、迷わずeSIMを選びましょう。

まとめ

この記事では、お得に乗り換えられるタイミングを紹介しました。お得にするために乗り換えたのに、押さえるべきポイントを見落として損をしてしまうのは悔しいですよね。

紹介した内容を参考に、ぜひ一番お得になるタイミングで乗り換えてくださいね！