ソフトバンク回線を使える格安SIMは？ おすすめの5サービスを紹介

「今住んでいる場所はソフトバンクの電波状況が良いから、格安SIMにするときにソフトバンク回線を使いたい」という方もいるでしょう。

そんな方のために本記事では、ソフトバンク回線を利用できる格安SIMを5つ紹介しています。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね！

• 本記事記載の金額はすべて税込表記です

ソフトバンク回線の格安SIMは意外と少ない

ソフトバンク回線を使える格安SIMは、ドコモ・au回線が利用できるものに比べて少ない傾向にあるのは知っていましたか？具体的におすすめな格安SIMを紹介する前に、仕組みについて簡単に解説します。

ソフトバンク回線を使える格安SIMには、以下の2パターンがあります。

上記のうち、②に該当するサービスが他社回線に比べて少ないことが、ソフトバンク回線を使える格安SIMの少なさにつながっています。

この理由のひとつとして、ソフトバンク回線を他事業者に貸し出すための接続料が、数年前まで3キャリアの中で最も高額だったことが挙げられます。この料金設定が参入する事業者の少なさにつながったと考えられますね。

近年ではほかキャリアと同程度まで下がっているため、ソフトバンク回線も選べるようになった格安SIM事業者が増えています。ユーザーとしては、選択肢が増えてうれしい限りですね。

この記事では①②、どちらのタイプのサービスも紹介しています。

ソフトバンク回線を使えるおすすめ格安SIM5選

本章ではソフトバンク回線を使える格安SIMの中から、おすすめのサービスとして以下の5つを紹介していきます。

それぞれのサービスによって強みが異なりますので、利用用途に合うものを選べるよう、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

音声通話対応プランの料金を比較

	ワイモバイル	LINEMO	mineo	b-mobile	nuroモバイル
1GB	ー	ー	1,298円	1,089円	ー
3GB	2,178円	990円	ー	1,529円	792円
5GB	ー	ー	1,518円	1,969円	990円
6GB	ー	ー	ー	2,189円	ー
10GB	ー	ー	1,958円	3,069円	1,485円
15GB	3,278円	ー	ー	4,169円	ー
20GB	ー	2,728円	2,178円	5,269円	2,699円
25GB	4,158円	ー	ー	ー	ー

ワイモバイル

ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」は、ソフトバンク回線を使える格安SIMの代表格です。

ワイモバイルの強みは以下の通りです。

ワイモバイルは格安SIMに分類されるサービスでありながら、サービスやサポート体制が大手キャリアに近いことで人気を博しています。

「これまで大手キャリアしか使ったことがないから、料金が安くてもいきなり対面のサポートがなくなるのは不安」という方にぴったりの格安SIMですね。

プランの金額と内容は以下の通りです。

プランの価格は最安値とはいきませんが、ソフトバンクと同等品質の回線とサポートを受けられることを考慮すれば、十分にお得なサービスだといえるでしょう。

ワイモバイルは大手キャリア志向が強い方の「はじめての格安SIM」におすすめです。

LINEMO

「LINEMO（ラインモ）」は、ソフトバンクのオンライン限定プラン。通信にはもちろん、ソフトバンク回線を使用しています。

LINEMOの強みは以下の通りです。

LINEMOは「ソフトバンクのオンライン限定プラン」と表現されるように、すべての手続きやサポートをネットで完結できるサービスです。

店頭やコールセンターなどの窓口はなく、サポートへの問い合わせの際はLINEやマイページからチャットでやり取りを行います。

外出自粛が要請される昨今の情勢にぴったりなサービスですよ。

プランの金額と内容は以下の通りです。

	ミニプラン キャリア品質の低容量プラン	スマホプラン たっぷり使える満足プラン
データ量 ※時間帯により速度制御の場合あり	3GB	20GB
月額基本料	990円	2,728円
LINEギガフリー	対応	対応
データ量超過後 の通信速度	300kbps	1Mbps
eSIM	対応	対応
契約後のプラン変更	スマホプランに変更 可能	ミニプランに変更 可能

プランは2種類のみで、セット割などもなくシンプルな構成です。割引などの適用条件を考慮せずに常に安価な料金で利用できるのがうれしいですね。

LINEMOは、「チャットでやり取りすることが苦ではない」という方におすすめの格安SIMです。

mineo

「mineo（マイネオ）」は、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線から選んで契約できる格安SIMです。契約時にソフトバンク回線を選ぶことで、「ソフトバンク回線が利用できる格安SIM」になりますよ。

mineoの強みは以下の通りです。

mineoには「マイピタ」と「マイそく」の2つのコースがあります。金額や内容は以下の通りです。

マイピタ

基本データ容量	デュアルタイプ 音声通話＋データ通信	シングルタイプ データ通信のみ
1GB	1,298円	880円
5GB	1,518円	1,265円
10GB	1,958円	1,705円
20GB	2,178円	1,925円

マイそく

	デュアルタイプ 音声通話＋データ通信	シングルタイプ データ通信のみ
ライト（最大300kbps）	660円／月	660円／月
スタンダード（最大1.5Mkbps）	990円／月	990円／月
プレミアム（最大3Mkbps）	2,200円／月	2,200円／月
24時間データ使い放題	330円／回	330円／回

1カ月ごとのデータ容量で選べるスタンダードな「マイピタ」と、低速通信である代わりに月間の通信容量の制限がない「マイそく」の2コース。どちらのコースもドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線から選んで契約可能です。

mineoにはユーザー同士で情報交換ができるコミュニティ「マイネ王」という機能があります。「慣れないうちは先輩ユーザーのアドバイスを参考にしたい！」という方にとってうれしいサポートですね。

自宅でeo光を使っている方や、ほかの人の利用シーンを参考にしたい方におすすめのサービスです。

b-mobile

「b-mobile（ビーモバイル）」は、ドコモ・ソフトバンクの2つの回線から選んで契約できる格安SIMです。ソフトバンク回線を扱う格安SIMがほとんどなかった時期から、ソフトバンク回線を利用したサービスを提供しています。

「ソフトバンク回線を使える格安SIM」として、すぐに思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

そんなb-mobileの強みは以下の通りです。

b-mobileの金額や内容は以下の通りです。

990ジャストフィットSIM

利用データ量	月額基本料
1GB	1,089円
2GB	1,306円
5GB	1,969円
10GB	3,069円
15GB	4,169円
20GB	5,269円

190PadSIM

利用データ量	月額料金
〜100MBまで	209円
1GBまで	528円
3GBまで	935円
6GBまで	1,595円
10GBまで	2,409円
15GBまで	3,608円

b-mobileは通信量が少ない方に特におすすめの格安SIMです。サブ回線として持ちたい方や、ほぼWi-Fiで通信する方は検討してみてはいかがでしょうか。

nuroモバイル

「nuroモバイル（ニューロモバイル）」は、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線から選んで契約できる格安SIMです。契約時にソフトバンク回線を選べます。

人気の光回線「NURO光」と同様に、ソニーネットワークコミュニケーションズ社が運営しています。

まずnuroモバイルの強みを紹介します。

さっそくプランと料金を以下から見てみましょう。

月額基本料金一覧：音声通話付きSIM

プラン名	データ容量	月額基本料金	データフリー	Gigaプラス
VSプラン	3GB	792円	ー	ー
VMプラン	5GB	990円	バリューデータフリー	3GB
VLプラン	10GB	1,485円	バリューデータフリー	6GB

nuroモバイルでソフトバンク回線を選ぶ場合、利用できるのは3GB・5GB・10GBの3プランです。本記事で紹介したキャリアの中でも、ダントツの安さですね。

無料で加入できる「バリューデータフリー」オプションは、LINEアプリの主にテキストメッセージ分をデータ容量の消費なしで利用できます。

また3カ月ごとにギガがプレゼントされる「Gigaプラス」も、他社ではなかなかないユニークなオプションですね。メールで通知が届いたら、利用者向けページで受け取り作業が必要なので忘れないようにしましょう。

nuroモバイルは、小容量を低価格で利用したい方におすすめの格安SIMです。

まとめ

本記事では「ソフトバンク回線を使える格安SIM」を紹介しました。ドコモ・au回線を利用できる格安SIMと比較すると数は少ないものの、非常にユニークな特徴を持つサービスばかりでしたね。

ぜひこの記事を参考に最適な格安SIMを選んでみてください！