ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるならどこ? パターン別ランキング

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sbから格安SIMに乗り換えるなら

「節約のためにソフトバンクから格安SIMへ乗り換えたいけれど、どんな選択肢があるんだろう?」と途方に暮れている方もいるでしょう。

この記事では「ソフトバンクから乗り換える場合」に特化して、おすすめの格安SIMを紹介します!

  • 本記事記載の金額はすべて税込表記です
目次

最適な格安SIM選びのために選択基準をはっきりさせよう

格安SIMを選ぶ際に重要なのは、「選択基準に優先順位をつけること」です。

なぜなら格安SIMの事業者は100社以上あり、その数だけ多種多様なサービスがあるからです。

そのため、選択の優先順位を決めずにサービス選びを始めると、

A社はすごく安いけど、データ容量が少ない。B社はデータ容量が多いけど、通信速度が遅い。安さも速さもデータ量も全部大事に思える、どうしよう……!

となってしまう方が多いのではないでしょうか。

この章では、自分軸で最適な格安SIM選びをするために、選択基準の決め方・見つけ方を紹介します。

誰かから押し付けられた「おすすめ」ではなく、自分にとって最適な格安SIMを見つけるヒントが欲しい方は、ぜひチェックしていきましょう!

なお、「もう優先したい項目は決まっている」という方は、本章をスキップして次の章へ進んでくださいね。

ソフトバンクを使っていた理由から探ろう

選択基準を決めるために一番手っ取り早いのは、ソフトバンクを使っていた理由を分析することです。

ソフトバンクを契約したり、使い続けていたのには、なにかしらの理由がありますよね。まずはそこからヒントを探してみましょう。

参考までに、ソフトバンクユーザーが多く挙げる契約のきっかけや、使い続ける理由を5つ紹介します。

  1. 家族がソフトバンクを使っていたから
  2. ソフトバンクの電波が良かったから
  3. ソフトバンクの料金やキャンペーンがお得だったから
  4. 近くにソフトバンクショップや販売店があったから
  5. なんとなく使っていた

上記の中でも、いくつかの理由が複合している方もいるでしょう。

例えば

「家族がソフトバンクを使っていたから、近くにあるショップへ行ったら、お得な契約キャンペーンがあったので契約した。その後は特に見直しもせず、なんとなく使い続けていた」

などですね。この場合は、どの要素が一番強かったかを考えてみるのがおすすめです。

上記に当てはまることによって、具体的にどのような影響があるのか、次の項目で深掘りして紹介していきます!

家族がソフトバンクを使っていたから

家族がソフトバンクを使っていたことを理由に挙げる方は、以下のような理由でソフトバンクを選んだケースが多いです。

  • 家族割やひかりセット割で家族全員の料金が安くなるから
  • 家族割によって、家族間の通話は無料になるから
  • 家族でソフトバンクにまとめることで、契約や支払いの管理がしやすくなるから

格安SIMには、家族割の制度がないサービスも多くあります。格安SIMへ乗り換えることで、今まで受けていた家族割の恩恵がなくなることを考慮した上で、サービス選びをする必要がありますね。 

ソフトバンクの電波が良かったから

もし「ほかのキャリアの電波も問題なく入るけれど、強いて言えばソフトバンクの電波が良かったから」であれば、格安SIM選びの際に考慮する必要はほとんどありません。

しかし「ほかのキャリアの電波が弱いから、電波が良いキャリアを探した結果、ソフトバンクを選んだ」場合は要注意です。

ソフトバンク以外の回線を使用する格安SIMを選んだ場合、使い勝手に大きな支障が出てしまう可能性があります。具体的には通信が極端に遅くなったり、繋がらないなどの現象が考えられますね。

各社が公開しているエリアマップをチェックしたり、友人・知人の回線を参考にしてから検討することをおすすめします。 

ソフトバンクの料金やキャンペーンがお得だったから

ソフトバンクを契約する際に、料金やキャンペーンを徹底比較したことがある方は、「お得」や「特典」に対して満足度が高くなる傾向があります。  

なお、サービス内容や料金がほぼ横並びの大手キャリアとは異なり、格安SIMはいずれも大きな違いがあります。

そのため、安さだけに飛びついてしまわないよう、サービス内容をしっかり精査する意識を強く持つことを意識してみてくださいね。 

近くにソフトバンクショップや販売店があったから

実店舗が身近にあることをきっかけに契約した方は、自分にとっての重要性を一度思い返してみましょう。

なぜなら格安SIMの場合、実店舗がある会社がそもそも少なく、大手キャリアのような対面での手厚いアフターフォローをしていないケースがほとんどだからです。

  • 対面で相談して安心感を得たい
  • わからないことは調べるよりも教えて欲しい
  • 通信にトラブルが起こった際に、駆け込める場所があるという安心感が欲しい

このような思いを持っている方は、実店舗を構えている格安SIMを選ぶことで満足できるサービス選びに繋がりますよ。 

なんとなく使っていた

特に思い当たる理由もなく、なんとなくソフトバンクを使い続けていたという方も多くいます。強いて言えば、この項目に当てはまるのは、手続きをする手間を面倒に感じている方が多い傾向にありますね。

前述した1~4に思い当たるフシがない方は、シンプルに自分に合ったサービスを提供している格安SIMを選べばOKです。

次の章で、利用明細をもとに最適な格安SIMの方向性をチェックする方法を紹介していますので、そちらへ進んでみてくださいね。 

My SoftBankの料金明細を分析しよう

前章ではサービス体制や利便性といった、主に心理的な要素を重視した分析を行いました。

本章では利用料金や使用データ量など、数字に基づいた格安SIM選びの方向性の探り方を紹介します。

My SoftBankのオプション・ソフトバンクまとめて支払いの金額をチェックしよう

格安SIMを選ぶ際に、料金は重要な比較ポイントです。また「ソフトバンクを使い続けるよりも、毎月◯◯円安くなるな」など計算しながら検討する方も多いでしょう。

しかしソフトバンクでオプションや、ソフトバンクまとめて支払いを含めた合計金額しか把握できていないと、適切な条件下で比較ができません。

代表的なオプションの例は以下の通りです。

  • あんしん保証パック
  • iPhone基本パック、またはスマートフォン基本パック
  • Netflix
  • とく放題
  • ブック放題
  • アニメ放題など

またソフトバンクまとめて支払いは、必要のない有料サイトが含まれていないかどうかをチェックしましょう。継続して加入したいサイトであれば、ほかの支払い方法へ切り替えるか、キャリア決済が利用できる格安SIMに絞った検討が必要です。 

格安SIMと料金を比較したり、差額を計算する際は、上記を除いた金額で比較するとわかりやすいですよ。

My SoftBankで毎月のデータ使用量をチェックしよう

My SoftBankの料金明細ページで、各月のデータ使用量をチェックできます。ここに記載されている数字は3G・4G・5Gの、キャリア回線を使用して通信したデータ量の合計です。

Wi-Fi接続時の使用データ量や、各アプリごとの通信量はMy SoftBank上ではチェックできないため、注意しましょう。

また格安SIMの検討のためにデータ量をチェックするのであれば、My SoftBankから確認できる過去6か月分すべてを確認するのがおすすめです。

あわせて「お盆の時期は田舎に行くから、Wi-Fiが使えなくてデータ量が増えた」「外出がたまたま少ない月だったから、データ量が少なかった」など、その月ごとの事情も思い出しておくと、格安SIM選びの参考にしやすいですよ。

参考までに使用するデータ量と、それに対応するプランによく使われる表現を紹介します。なお格安SIMによって表現は異なるため、あくまで参考情報として見てみてくださいね。

● 3GB以内→小容量

● 3GB~20GB→中容量

● 20GB~50GB→大容量

● 50GB~無制限→無制限

例えば30GBくらい使用している方が、「自分に合ったプランを提供している格安SIMを絞り込みたい」

と考えた場合、「格安SIM 大容量 プラン」で検索する、などの使い方がおすすめです。 

見落としやすいYahoo!プレミアム特典を思い出そう

普段は存在を忘れがちですが、ソフトバンクユーザーは追加料金なしで、Yahoo!プレミアムの特典を受けています。

Yahoo!プレミアムに加入していることで受けられる特典は数多く、「この優遇はYahoo!プレミアムに加入していたからなんだ!」と知って驚く方も多いでしょう。

なお、ソフトバンクから格安SIMへ乗り換えたとしても月額508円を支払うことで、継続して特典を受けられますよ

次から紹介する内容で、継続利用したいものがあれば検討してみてくださいね。

Yahoo!ショッピングなどの付与ポイント優遇

Yahoo!プレミアム特典に加入していると、ネットショッピングで貯まるポイントが増額されているのは知っていましたか?

Yahoo!プレミアム特典
画像引用:Yahoo!プレミアム|premium

上記のサイトやサービスを利用している方は、Yahoo!プレミアム特典を継続しなかった場合、この分だけポイントの還元額が減るため注意しましょう。

Yahoo!プレミアム会員限定のPayPayクーポン

事前に獲得した上で該当の実店舗でPayPayを使用すると、還元されるポイントが増えるPayPayクーポン。実はこれもYahoo!プレミアム会員限定の特典です。

Yahoo!プレミアムPayPay
画像引用:Yahoo!プレミアム|premium

PayPayクーポンをよく使う方は、この還元額がなくなることも考慮して検討しましょう。

110誌以上の雑誌が読み放題

Yahoo!プレミアム会員は対象の雑誌が読み放題です。

Yahoo!プレミアムbook
画像引用:Yahoo!プレミアム|premium

雑誌は1誌で500円程度するのが一般的なため、2誌以上購読するなら月額508円でYahoo!プレミアムに継続加入した方がお得ですね。

その他特典

ほかにもスポーツ観戦や、データバックアップなど便利な機能がたくさんあります。

Yahoo!プレミアムその他
画像引用:Yahoo!プレミアム|premium

しかし、確認し始めるとキリがないので、今までに使っていなかった機能はばっさりなかったものとして、使っていたものだけを継続利用したいかで考えることをおすすめします。

タイプ別のおすすめ格安SIMランキング

ここまではみなさんが大切にしたいポイントや、今までの料金・データ量を確認してきました。

本章では上記をもとに、さまざまな角度から「◯◯な人がソフトバンクから乗り換えるならこの格安SIMがおすすめ」というランキングを紹介します。

ぜひ自分にあてはまる項目のランキングを参考にしてみてくださいね。

なおどの格安SIMに乗り換える場合でも、原則としてスマホのSIMロック解除が必要です。契約申し込み前には必ず各社の「動作確認済み端末」ページをチェックし、使う予定のスマホが対応しているか確認してくださいね

料金を安くしたいけれど、ソフトバンクの安心感は捨てがたい人へ

料金も大切だけど、やっぱり格安SIMは不安……という方向けのランキングです。複数の視点で評価しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

実店舗の充実度ランキング

困った時に頼れるキャリアショップ。その充実度をランキングにしました。

  1. ワイモバイル
  2. 楽天モバイル
  3. UQモバイル

1位のワイモバイルは、ソフトバンクショップと同水準のサポートをワイモバイルショップで受けられます。最近ではソフトバンクとワイモバイル両方の手続きができる、合体型のショップも多いため、ソフトバンクと大きな違いを感じることはないでしょう

2位の楽天モバイルでも、契約だけでなく契約後のフォロー体制が整っています。しかし他の大手キャリアに比べ、店舗数が少ないという点が弱点として挙げられます。それでも格安料金で大手キャリアと同様の手続きができるショップがあるのは、心強いですよね。

3位のUQモバイルは、UQスポットというショップの展開はありますが、料金支払いや解約手続きができないなど、大手キャリアショップとは勝手が異なります。アフターフォローも多少はありますが、少し業務範囲の広い「専売店」という認識でいたほうが良いでしょう。

ソフトバンク回線が使える格安SIMランキング

「ソフトバンクの通信は安定して使えていたから、できればその環境は変えたくない」と考えている人向けのランキングです。

  1. LINEMO
  2. ワイモバイル
  3. mineo

1位のLINEMOと、2位のワイモバイルはどちらもソフトバンクが提供する格安SIMです。そのため通信品質はまったく同一で、通信容量やサポート体制を限定することによって、安価な料金で提供しています。

そのため、安さと回線品質を両立させたい人にぴったりですね。

3位のmineoは、ソフトバンク回線を使えるMVNOです。これはオプテージという会社が、ソフトバンクと回線レンタル契約を結んで提供しているため、同じ回線でもLINEMOやワイモバイルと比較すると、やや混雑するリスクが高いといえるでしょう。

しかしソフトバンクから購入したスマホの通信性能をフルに活用できるため、ほかキャリアの回線を使うよりも安定するというメリットがありますよ。

光回線とセット割を組める格安SIMランキング

大手キャリアでは定番の光回線とのセット割。格安SIMでもセット割が組めるサービスをランキングにしました。

なおこの項目でも「ソフトバンクから乗り換える場合」という前提条件をもとに順位付けをしています。

  1. ワイモバイル(ソフトバンク光)
  2. UQモバイル(So-net光など)
  3. OCNモバイルONE(OCN光)

ソフトバンクで光回線とセット割を組んでいた場合、光回線にはソフトバンク光を選んでいた方も多いでしょう。

1位のワイモバイルを選んだ場合は、ソフトバンク光のままセット割を受けられる点が魅力です。ソフトバンクと同様、家族のスマホまで含めて最大10回線まで割引適用OKです

画像引用:おうち割 光セット(A)|ymobile

2位のUQモバイル、3位のOCNモバイルONEでは、光回線の変更が必要になります。

しかしソフトバンク光を利用している場合、工事不要でそれぞれのセット対象の光回線へ転用できるケースがほとんどなので、手続きの負担が少ない点が魅力的です。

さらにUQモバイルでは最大でスマホ10回線、OCNモバイルONEでは最大でスマホ5回線まで割引を適用できるので、家族まるごとお得になりますよ。

画像引用:自宅セット割|uqwimax
画像引用:OCN光モバイル割|ntt

SIMカードの受け取り不要、eSIM対応の格安SIMランキング

できるだけ手軽に格安SIMへ乗り換えたい方向けに、SIMカードの配送を待たずに利用開始できる「eSIM」を提供する格安SIMを紹介します。

  1. LINEMO
  2. ahamo
  3. povo

ソフトバンクからの乗り換えるなら、1位はLINEMOです。ソフトバンクで使用していた契約情報を一部引き継いで手続きできるため、ほかキャリアへ乗り換えるよりもラクに手続きできますよ

2位のahamo(アハモ)、3位のpovo(ポヴォ)も含めて、3サービスともeSIMの性能に大きな差はありません。

povo(au回線)よりもahamo(ドコモ回線)のほうが、通信の安定性が高いという口コミが散見されたためこの順位としましたが、ほぼ同率といえるでしょう。

データ容量別の格安SIMランキング

ここまでは回線の特性やセット割引など、SIM自体のプラン以外の部分でランキングを紹介してきました。

本章では、使用するデータ容量別にランキングを紹介していきます。なおこのランキングは以下の要素を考慮して作成しているため、最安料金の紹介ではないことをご承知おきください。

  • 格安SIMビギナーのソフトバンクユーザーが乗り換えやすく、使い勝手が近いこと
  • 通信品質が良いとされている格安SIMを中心にしていること
  • 同程度の価格の場合、適用条件のハードルを考慮して決定していること

My SoftBankでチェックした使用データ容量と照らし合わせながら、参考にしてみてくださいね。

3GB以下の小容量ユーザー

3GB以下のユーザーは、以下のような使用スタイルの方が多くあてはまります。

  • Wi-Fi通信をする時間が長い
  • 外出先ではテキストメッセージやネット検索を少しする程度
  • ポケットWi-Fiをメインに通信している
  • 電話使用がメイン

さて、さっそく格安SIMのランキングを見ていきましょう。

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キャリア名3GBのプラン月額
LINEMOミニプラン990円
OCNモバイルONE3GBコース990円
ワイモバイルシンプルS2,178円 ※1回線目

1位はLINEMOです。同じソフトバンク回線を使用していて、990円は破格の安さですね。

画像引用:LINEMOの料金プラン|linemo

2位のOCNモバイルONEは、3GBコースの価格がLINEMOと同じく990円と安価です。

画像引用:料金一覧(新コース)|ntt

ただし、OCNモバイルONEでは1GBコース770円、500MBコース550円というさらに安価で低用量のプランがあります。これらに当てはまる方は、OCNモバイルONEがおすすめですよ。

3位のワイモバイルは、家族2回線目以降または光セット割に加入している場合、LINEMO・OCNモバイルONEと同額の990円で利用可能です。

画像引用:料金|ymobile

上記のような適用条件があるため3位としましたが、当てはまる方は実店舗が充実しているワイモバイルもおすすめです。

3GB~20GBの中容量ユーザー

3GB~20GBのユーザーは、以下のような使用スタイルの方が多くあてはまります。

  • 通勤・通学中にスマホをよく使っている
  • 外出先で動画を長時間見ることはあまりない
  • Apple Musicなどのストリーミングサービスで音楽をよく聴く
  • LINEなどの音声通話は気にせず使っている
  • インスタグラムなどでショートムービーをよく見る
  • 画像の多いサイトやSNSをよく見る
  • 自宅ではWi-Fiに接続している

さて、中容量ユーザー向けのおすすめ格安SIMは以下の通りです。

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キャリア名20GBプラン・オプション月額
LINEMOスマホプラン2,728円
ahamo20GB2,970円
ワイモバイルプランM+データ増量OP3,928円(※データ増量OP有料化後)

1位のLINEMOはソフトバンク回線であることと、料金の安さが魅力的ですね。

画像引用:LINEMOの料金プラン|linemo

2位のahamoはドコモのオンライン専用プランのため、通信回線の安定性と料金のバランスがとても良いサービスですね。

画像引用:料金・データ量|ahamo

3位のワイモバイルは適用条件やプランの構成が複雑であることがネックとなり、この順位となりました。

画像引用:シンプルS/M/L|ymobile

家族2回線目以降、または光回線とのセット割を適用した場合、契約後1年間は2,090円で20GB使えます。

1年経過後はデータ増量オプションが有料になるため、2,640円に値上がりしますが、値上がり後もこの条件下では1位のLINEMOより安価になります。

家族で契約を検討している方や、ソフトバンク光を利用している方にはワイモバイルがおすすめです。

20GB~の大容量ユーザー

20GB~のユーザーは、以下のような使用スタイルの方が多くあてはまります。

  • 外出先でもWi-Fi接続時と同じように使う
  • 外出する時間が長い
  • Wi-Fi環境にいる時間が短い、またはWi-Fi環境がない
  • YouTubeなど動画をよく視聴する
  • パソコンなどにテザリングする

さて、大容量ユーザー向けのおすすめ格安SIMは以下2つです。

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キャリア名プラン名使用データ量月額
楽天モバイルUN-LIMITⅦ楽天回線:無制限
au回線:5GBまで
1,078~3,278円
ahamo20GB+ahamo大盛り100GB4,950円

1位は楽天モバイルです。楽天回線エリアならデータ量の上限なく、高速通信が無制限に利用できます。テザリング通信にもデータ量の制限がないため、とにかく大容量の通信がしたい方におすすめです。

画像引用: Rakuten UN-LIMIT VII|network.mobile

ただし楽天回線は、ほかの大手キャリアと比較するとまだエリアが狭い傾向にあります。au回線を使用せず、楽天回線だけで提供できている市区町村がごく限られていることからも読み取れます。

例として東京・神奈川・千葉のエリアを見てみましょう。以下はKDDI(au)が楽天モバイル向けに、電波を提供している地域の一覧です。

(au回線の提供が)順次終了中=該当の市区町村の中で、楽天回線がつながらない、または安定しない地域があると考えて目を通すと、かなりの範囲で拡充が追いついていないことがわかりますね。

東京都のローミング提供エリア

【一部提供中のエリア】

八王子市、青梅市、あきる野市、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村

神奈川県のローミング提供エリア

【一部提供中のエリア】

横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市、葉山町、大井町、松田町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町、清川村

千葉県のローミング提供エリア

【一部提供中のエリア】

千葉市、銚子市、市川市、船橋市、館山市、木更津市、松戸市、野田市、茂原市、成田市、佐倉市、東金市、旭市、習志野市、柏市、勝浦市、市原市、流山市、八千代市、鴨川市、鎌ケ谷市、君津市、富津市、浦安市、四街道市、袖ケ浦市、印西市、白井市、富里市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、大網白里市、酒々井町、神崎町、多古町、芝山町、睦沢町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町

地方になるとより顕著です。

au回線しか使えない地域では、使用できるデータ量が月5GBまでに限られるため、楽天モバイルのメリットを十分に享受できるとはいえないでしょう。

居住地や勤務先などがエリア内になっているかチェックしてから検討してみてくださいね

2位はドコモのオンライン限定プラン、ahamo。月100GBまで使える4,950円のプランが、6月に登場したばかりです。

画像引用:料金・データ量|ahamo

安定したドコモの回線を安価に使いたいという方におすすめです。

大容量通信をお得にできるクセありオプション

データ容量を増やすほどに料金は上がってしまいます。しかし、特定の条件下で大容量通信をしている方であれば、少し工夫をすることで安価に大容量通信を楽しめますよ。

本章では以下2つのサービスを紹介します。

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キャリア名オプション名使用データ量月額
ビッグローブモバイルエンタメフリー・オプション対象21種類サービスなら無制限308円※1
povo24時間使い放題24時間以内なら無制限330円/1回ごと
※1:別途、プラン料金要

最初に紹介するのは、ビッグローブモバイル

画像引用:エンタメフリー・オプション|join.biglobe
画像引用:エンタメフリー・オプション|join.biglobe
画像引用:料金プラン|join.biglobe

大容量プランは他社と比べても割高なのでおすすめできません。しかしエンタメフリー・オプションの対象サービスで大容量通信をしている方なら、料金を大幅に節約できます

エンタメフリー・オプションとは、動画や音楽など対象のエンタメサービスを使用している場合、プランのギガを消費せずに楽しめるというオプションです。

つまり仮に1GBプランを契約していたとしても、YouTubeなど対象サービスだけを利用しているなら、仮に100GB通信しても速度制限が入らないということです。

※広告など一部カウントフリー対象外の通信があります。

なお音声通話ができる最安プランの月額は、1GBプラン1,078円+エンタメフリー・オプション308円=1,386円です。

続いて紹介するのは、auのオンライン限定プランであるpovo(ポヴォ)

画像引用:トッピング一覧|povo

一般的な通信サービスのように毎月決まった金額を支払うのではなく、必要な期間やデータ量にあわせてオプションを都度購入するスタイルです。

プリペイド携帯を使ったことがある方であれば、この仕組みをイメージしやすいかもしれませんね。

このpovoのオプション(povoではトッピングと呼ばれる)の中に、24時間データ使い放題があります。

1回あたり330円支払うだけで、用途の制限なく通信し放題になるというユニークな仕様です。特定の日だけ多く通信する方にぴったりのサービスですね。

画像引用:トッピング一覧|povo

スポーツ観戦ができるDAZN(ダゾーン)や、スマホに特化した縦型ショート映像が見られるsmash.(スマッシュ)限定の使い放題もあります。上手に使うことで大きく節約できそうですね。

ただしいずれも回線が混雑していたり、極端に大容量の通信を行っている場合は、速度を制限される可能性もあるため、留意しておきましょう。

ソフトバンクから格安SIMへの乗り換えに関するQ&A

本章ではソフトバンクから格安SIMへ乗り換える際に、よく寄せられる質問と回答を紹介します。

気になるものを中心にチェックしてみてくださいね。

ソフトバンクを解約するときはどこに乗り換えても日割計算される?

どこに乗り換えたとしても、ソフトバンクの解約月の料金は日割りされません。できるだけ契約締め日に近いタイミングで乗り換えることをおすすめします。

またおうち割などの割引は、解約月の前月までの適用となるため、解約月は料金がアップする方も多いです。

契約締め日や適用されている割引は、My SoftBankでわかるのでチェックしてみてくださいね。

ソフトバンクから格安SIMに乗り換えると何かデメリットはある?

ソフトバンクから格安SIMへ乗り換えることで、考えられるデメリットは以下のようなものがあります。

考えられるデメリット
  • 家族でメリハリ無制限プランに加入している場合、人数が減ることによって割引額が減り、ソフトバンクを継続利用する方の請求が増える
  • おうち割対象回線がなくなったあとも、ソフトバンク光をそのまま利用すると、オプション料金に入っていた割引が減り、請求が増える
  • 使う予定のスマホが乗り換え先のSIMに対応しておらず、スマホの買い替えや再度乗り換えが必要になる
  • 選んだ格安SIMによっては、通信環境が悪化する
  • 実店舗の取り扱いがない格安SIMの場合は、自分で注意事項などをすべて読んで理解する必要がある
  • 口座振替を選べない格安SIMがある

ソフトバンクの解約の注意事項、格安SIM各社の契約時の注意事項を熟読していれば、大半の事態を回避可能ですので、安心してくださいね

ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるのに適したタイミングっていつ?

ソフトバンクの契約締め日に乗り換えるのが、一番お得なタイミングです。契約締め日はMy SoftBankでチェックできるので、タイミングを見計らって乗り換えてみてくださいね。

ソフトバンクで使っていたスマホは、格安SIMでも使える?

格安SIMによって対応機種は異なります。必ず「動作確認済み端末」ページに記載があるかどうかをチェックしてみましょう。

なお対象機種であっても、「SIMロック解除」は必ず必要です。ただし2021年10月1日以降に発売されたスマホは、もともとロックされていないので手続き不要です。

格安SIMで使うスマホはどうやって用意すればいいの?

SIMとスマホを基本的にセットで契約・販売する大手キャリアとは異なり、格安SIMではSIMの契約とスマホの販売は扱いが別であることがほとんどです。

ahamo・povo・LINEMOのように、そもそもスマホを販売していないサービスもあります。

スマホの入手場所は以下を参考にしてみてくださいね。

スマホの入手場所
  • スマホを販売している格安SIMから購入する
  • 大手キャリアから契約なしでスマホだけ購入する
  • 家電量販店で購入する
  • AppleやSAMSUNGなど、メーカーから直接購入する
  • ソフマップやイオシスなど、中古ショップから購入する
  • 家族や友人から譲り受ける

いずれの方法にもメリットとデメリットがあるので、価格や諸条件を比較検討してみましょう

なお大手キャリアが販売するAndroid端末は、ほかのキャリアの周波数帯に対応していないモデルが多いです。調べるのが面倒で、スマホにこだわりがあまりない方は、iPhoneシリーズを選んでおくと無難でしょう。

ソフトバンクのメールアドレスは格安SIMでも使えるの?

@softbank.ne.jpや@i.softbank.jpといった、ソフトバンクのキャリアメールアドレスは、解約後31日以内に「メールアドレス持ち運び」オプションに加入すると、継続して利用できます

料金は1メールアドレスごとに年額3,300円。iPhoneユーザーの場合は、基本的に2つのキャリアメールを持っているので、両方とも継続使用するなら年額6,600円となります。

そこそこ高額な料金がかかるので、特別な事情がなければGmailやYahoo!メールなど、キャリアの契約に関係なく使えるメールアドレスへ移行するのがおすすめです。

2022年夏ごろに、月額330円で利用できるサービス開始を予定しているので、今後の発表に期待しましょう。

ソフトバンクで加入していた保険はどうなるの?

ソフトバンクで加入していた「あんしん保証パック」は、特に手続きをしなければ保証サービスが継続します。そのため、解約後にスマホが故障しても、割引価格で修理対応を受けられますよ。

保証サービスを解約してしまった場合は、LINEMOのように中古端末向けの保証を受けられるサービスへ加入する方法もあります。

linemo保険
画像引用:持込端末保証|linemo

また契約する通信サービスにかかわらず、保証を受けられる保険に別途加入することもできますよ。

モバイル保険
画像引用:モバイル保険|mobile-hoken

なお上記のような外部の保証サービスの場合、請求される修理費用を一旦自腹で立て替え、あとから払い戻しを受ける方法が主流です。

ソフトバンクで購入したスマホが解約後に壊れたら、修理はどこでできるの?

iPhoneの場合はAppleへ、Androidの場合はソフトバンクショップへ預けて修理することになります。

非正規の修理ショップは各都市に多くありますが、修理技術のレベルにばらつきがあるため避けたほうが無難でしょう。

まとめ

この記事ではソフトバンクからの乗り換え先として、大手キャリアが提供するサブブランドや、オンライン限定プランを中心に紹介しました。

もっと安価な格安SIMはたくさんありますが、大手キャリアであるソフトバンクからはじめて乗り換えるなら、本記事でご紹介したいずれかがおすすめです。

自分の使い勝手にあわせて、ストレスなく節約できるサービスを見つけて乗り換えてみてくださいね!

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